ホーム&アウェイ(アウェイ)

サッカー観戦、旅行でアウェーへ。遠征後のメモ帳みたいなブログ(コロナが鎮まるまで遠征はお休みです)。

[名古屋]独特な構造と設備、見どころ満載な豊田スタジアム

アントラーズのリーグ最終戦で訪れた豊田スタジアム

名古屋グランパスのホームスタジアムである

今回は7年振り2回目の訪問

前回は2012シーズンの終盤(確か32節ぐらい)

ここで勝って、ようやく残留を決めた試合だったのを覚えている

とても見易かったことだけ覚えているが、アントラーズがそんな状態だったので、意外と忘れてしまったことも多い…

今日は豊田スタジアムの特徴について紹介したい

 

 

外観

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矢作川沿いにそびえ立つ豊田スタジアム

遠くから見ると4つの角が生えているようなイメージ

角の先端は一定の間隔で光っている、避雷針だろうか?

ちなみにこれは久澄橋上から撮った写真である

 

 

スタジアム周辺

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今回はメインスタンドに近い西イベント広場からスタジアムへ

ここではオフィシャルグッズの販売、スタジアムグルメ(キッチンカー系)の販売、キッズイベント等が開催される

今回訪問した際はサーカスショーが行われていたようだ

スタジアム内から見た様子はこんな感じ

 

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またバックスタント側にある東イベント広場にもスタジアムグルメが多数あるようだ

今回はバックスタンド側まで見る余裕がなかった

 

 

スタジアム内設備

①レストラン

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スタジアム外からも見えるガラス張りのゾーン

そこには何があるのだろう…

気になって行ってみると、何とレストランがあるではないか!

豊田スタジアムレストラン Verde Rosso~ヴェルデ ロッソ~

ハンバーグかカレーを頼めばドリンクバーも使えるらしい

この日は寒かったせいか、レストランは激混みだった

スタジアムから出ずに時間を潰せるのはけっこう便利かも

豊スタすげぇ……

 

②スーパールーム

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スタジアム外にスーパールーム専用の入口を発見

スーパールーム??

なんか名前はチープな感じがするな…

そんなことを思いながらスタジアム内を探検していると、何やら部屋番号が付いた扉がズラリ

扉が空いて一瞬だけ中が見えたけど、モニターみたいのが付いている会議室のようなガラス張りの広い部屋だった

後から調べて分かったが、そのガラス張りの部屋から座席へ直接移動ができるらしい

なんとスペシャルな空間なんだ!

一度で良いからそんな部屋でキックオフまで待機してみたい

豊スタすげぇ……

 

 

座席

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今回はメイン側のB自由席

写真でしか分らないが、恐らく7年前はバック側のB自由席

カシマスタジアムでいうとイーストゾーンやウェストゾーンにあたる席

いわゆるゾーン指定席(エリアだけ指定でエリア内はどこに座っても良い)だ

 

長所:急な傾斜がもたらす見易さ

豊スタの大きな特徴はスタジアム内の傾斜が急であること

下を見ると若干怖さを感じるぐらいの急さ

反対側を見ると、そり立つ壁のように見える

傾斜が急であるが故にピッチと座席の距離が短くなり、ピッチが近く見える良い効果がある

この独特の傾斜は明らかに他のスタジアムとは異なるので、是非一度味わってみて欲しい

 

短所:傾斜が急であるが故の席間の狭さ

B自由席よりグレードが高い指定席がどうなっているかは分らない

しかしB自由席は平均より若干大柄な程度の私でも、座ると前の人の座席に膝が当たる

この狭さだと、列の真ん中の方に座った人は脱出に苦労するし、脱出の際には座っている人に必ず立ってもらう必要があるので迷惑にもなる

ドリンクホルダーもついていないので、移動の際に置いてある飲物を倒してしまう可能性もある

構造的に仕方がないのだろうけど、どうしても窮屈さは感じてしまうところ

 

ホーム側とアウェー側の違い①

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ホーム側はピッチギリギリまでスタンドがある

それに対してアウェー側はピッチと距離も高さもあり、スペースにはトヨタ車が展示されている

この違いはいったい…というかこんな作り方珍しいのでは?

よく調べてみると、実はこの違う部分は可動式のスタンドを使っているか否かの違いだった

基本的にホーム側の可動式スタンドは使用される

 

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アウェー側は観客動員が見込まれる試合でのみ使用されるようだ

可動式スタンドがなんてものがあるなんて…

豊スタすげぇ……

 

ホーム側とアウェー側の違い②

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開閉式屋根があることは知っていた

しかし屋根が展開されている状態を見たことがない

訪れた2階ともホームサポーターの上で佇んでいるだけ…

実はこの開閉式屋根、屋根の修繕維持費が莫大にかかるらしい

よって2015年以降は経費削減の一環で原則屋根は開けることになっているんだとか

ちょっと情けない話だな…

 

それはともかく屋根が開閉しないことで、ホームサポーターにとっては多少の雨凌ぎになるはず

アウェーサポーターは遮るものが一切なくずぶ濡れ必至

また声の反響という点でも多少有利に働くのではないかと推測される

開閉しないことで、ホーム側とアウェー側に思わぬ違いを生み出しているのかもしれない

 

 

電車でのアクセス

愛知環状鉄道新豊田駅、または名鉄三河線豊田市駅から徒歩20分弱

駅からひたすらまっすぐ歩けば良いので迷うことはないはず

電車で行く分には何の問題もなさそう

 

車でのアクセス

スタジアムの駐車場はサッカーの試合日は関係者専用となるため使用不可

駐車場を確保するには以下の2パターンが考えられる

 

①駅周辺のコインパーキングを使用する

②予約駐車場を使用する

③遠方に停めてシャトルバスを利用する

 

①駅周辺コインパーキング

大体1時間あたり200円から300円、1日最大800円~1000円程度が相場

ただ、駅周辺のコインパーキングはそれほど大きい規模のものがないことから、人が集まる試合日に確保できるかは運次第

確実に確保したいのであれば、開場時間よりも大幅に早く到着していることが必要だろう

コスパは良いが、気合と根性が必要になる

 

②予約駐車場

この方法の場合、値段に関しては駐車場毎に全く異なる

1日700円ぐらいのところもあれば、2,500円~3,000円ぐらいのところも

当然安いところから早く埋まっていく

今回私はakippaという駐車場予約サービスのアプリに登録して1台確保した

豊田市駅周辺で2,500円と割高だったが、遠方から行ったにも関わらず駐車場が確保できない不安は取り除けたし、入出庫自由1日利用可というのも魅力的だった

3人で乗って行ったので、一人あたりの負担は相場ぐらいという考えも

場所によっては民家やマンションの一角だったり、事務所の駐車スペースだったりで広さが読めないこともあるが、上手く使用すればとても便利だと思う

www.akippa.com

 

シャトルバス

東海環状自動車道の豊田勘八ICを降りてすぐの勘八臨時駐車場へ停車

そこからシャトルバスに乗りスタジアムへ向かう方法

シャトルバスは試合開始4時間前~終了後1時間まで運行

スタジアムまでは15分~30分程度

スタジアムに直接行けるという点は良いと思う

しかし混雑状況によっては試合開始に間に合わない可能性があるのと、帰りにシャトルバス待ち列に並ばなければならないデメリットもある

シャトルバスを使うのであれば余裕を持った行動が必要であるし、帰りのバス待ち場所もスタジアムに入る前に確認しておく必要があるだろう

nagoya-grampus.jp

 

 

総括

構造や設備が独特で非常に興味深い

傾斜によって試合が俯瞰して見やすい

スタジアムグルメもそれなりに美味しい

シャトルバスを利用しない限り、電車でも車でも20分前後の徒歩移動は免れないのがデメリットではあるが、それをカバーするだけの楽しみあるスタジアムと言える

今度訪問した際は指定席を確保して、指定席の良さや1階席からの見え方も伝えたいと思う