[秋田県の観光]THE渋めスポット
食べ過ぎてしまった罪悪感を帳消しにするために歩く
人間誰しもそんなサトウキビぐらい甘い考えをしてしまうことがあるはず
かく言う私がまさにそれだ
本日はそんな思いを抱きながら立ち寄った千秋公園についての記事
朝からラーメンを食べる
至福にして危険、何とかして帳消しにしなければならない
旅行中にそれをするのにちょうど良いのが城(跡)のある公園だ
敷地が広かったり、アップダウンがあったり、慣れない足場だったり…
ということで立ち寄ったのが久保田城跡のある千秋公園だった
千秋公園
アクセス
秋田駅から歩いても10分程度
車の場合は近くのコインパーキングを利用した方が良い
公園内にも小規模な駐車場はあるが、十数台程度と競争率は高そう
彌高神社
まず始めに立ち寄ったのが公園内にある彌高神社
正直この写真一枚に見るべきものは全て収まる程地味な神社だ
由緒は
・明治42年 秋田県教育委員会が崇拝母体となり秋田市中通4丁目に奉還
同時に佐藤信淵を合祀し、彌高神社と改称
・大正5年 現在地に遷座
というような感じ
祀られている人物を調べても、地味なストーリーばかり…
由緒の中に教育委員会という言葉出てきたことは意外であったが、私レベルの教養では感じられることは少なかった
久保田城跡
御隅櫓
1989年に復元された御隅櫓
御隅櫓とは、その名の通り城の囲いの隅に建てられた櫓のこと
久保田城には八つの御隅櫓があったと言われている
櫓(やぐら)は見張りの機能と、「矢倉」つまり武器庫の機能を兼ねているらしい
史料上は二重櫓だったようだが、復元する際に展望室を付けて三重櫓にしたという
城もビフォーアフターの時代なのだろう
ちなみに100円で中を見学できる
佐竹氏
佐竹氏は関ヶ原の戦い後、佐竹氏が茨城から秋田へ転封を命じられた
その際腹いせに、茨城の美人を全員連れて行ってしまったという秋田美人に関する俗説…
記録上では財政上の理由から随行人数を制限したり、茨城(常陸)へは立ち寄らずに行ったことになっており、どうやらこの俗説は誤解のようだ
久保田城表門
2000年に再建された久保田城本丸の正門
本丸への玄関口として警備上も重要な地点だったという
この公園内で一番城っぽさを醸し出しているように思う
ここを最後に通ったということは、順路ではなく逆走していたということか…
感想
久保田城は天守閣を始めから造っておらず、堀と土塁を張り巡らしているため石垣も殆ど見られない
そんな様子なので、建造物としての城が好きな私にとってはややもの足りない散歩となった
それについては、城跡と理解しているにも関わらず訪れた自分のせいであり、久保田城に責任はない
ただし全体的に渋めなので、熟年夫婦向けスポットと位置付けておくことにする
それなりの広さがあるので、当初の目的であるラーメンの消費は達成できたと確信するのだった
このあとのご飯