ホーム&アウェイ(アウェイ)

サッカー観戦、旅行でアウェーへ。遠征後のメモ帳みたいなブログ(コロナが鎮まるまで遠征はお休みです)。

何度訪れても飽きが来ない宮島②~広島県廿日市市~

メインの厳島神社を後にし、いざ弥山頂上へ!!

と行きたいところでしたが、キックオフ時間が14時なので意外と時間がない

ということで今回は登山口にある大聖院を参拝することに

大聖院の境内の雰囲気やご朱印等について紹介します

 

 

弥山(みせん)頂上へのアクセスは?

①徒歩

徒歩で行く登山コースは3種類

 

・紅葉谷コース(約2.5㎞)

・大聖院コース(約3㎞)

・大元コース(約3.2㎞)

 

山道なので片道1時間半から2時間かかるそうです

けっこう徒歩でのアクセスは大変そうですね

時間があるときに一度ぐらいは挑戦してみたいところ

 

②ロープウェー

ロープウェーは紅葉谷駅から乗車します

紅葉谷駅までは宮島桟橋から徒歩25分、厳島神社・大聖院からは徒歩15分強

歩くのがしんどい方は厳島神社の近くから無料バスも出ています(駅まで3分程度)

 

ロープウェー乗車時間は紅葉谷駅から10分、榧谷駅で乗り継ぎ4分、終点が獅子岩駅です

料金は片道1,010円、往復1,840円

コロナの影響、ではなく訪問時は定期点検で動いておりませんでした

これが動いていれば、少ない残り時間でも弥山頂上まで行けたかもしれません

この日はロープウェーからの景色もきれいだったことでしょう

miyajima-ropeway.info

 

 

大聖院の境内

f:id:sittakaworld:20200322152749j:image

ここが登山道と大聖院境内の分かれ道になります

左側の石段が登山道の大聖院コース、右側の石段が大聖院です


f:id:sittakaworld:20200322152744j:image

まずは仁王門

仁王門は必ず仁王像(で良いのかな?)があると思います

その彫刻はバッキバキに筋肉が割れて、表情も迫力のあるものが多いと思うのですが…

たまにその表情とは裏腹に、何故か踊っているような動作をした像がちらほら

ここの仁王像も…

小島よしおのそんなの関係ねぇ(左)⇒オッパッピー(右)を連想してしまった

そんな余計な煩悩は境内でぶっ潰してもらいましょう

 

f:id:sittakaworld:20200322153025j:image

ややきつめの階段とカラフルなのぼり

階段の真ん中には金色の筒

これは大般若経筒という、三蔵法師がインドから持ち帰った経とのことです

さわって参れば無量の福が得られるそうですが、コロナも気になるので今回は見るだけに


f:id:sittakaworld:20200322153044j:image

石段を上りきって、御成門をくぐるとすぐに右手にあるのが大観音堂です

時間の都合上ゆっくりと中を見ることができませんでしたが、十一面観音菩薩チベット仏教との交流で作成された砂マンダラ等が安置されているようです

砂マンダラは見てみたかったなぁ


f:id:sittakaworld:20200322153034j:image

正面に見えるのが勅願堂、この写真の左手が納経所です

参拝する箇所は正面の勅願堂の他、奥にまだまだ見どころはありますので、最初にご朱印帳を納経所に預けて参拝後に受け取る方が効率が良いです

納経所でも引換の番号札を配っています


f:id:sittakaworld:20200322153019j:image

そこから右手の上の方を見ると、木々に囲まれた摩尼殿が見えます

この山と一体になっている感じがなかなか良い感じです


f:id:sittakaworld:20200322153040j:image

その摩尼殿に続く階段には摩尼車というものがあります

1回まわせば般若心経一巻を読んだ功徳が得られるそうです

これは何だかお得感がある…ということでコロナのことも忘れくるくると回してしまいました

摩尼車は主にチベット仏教で用いられる仏具で、識字率が低く、経を読めない人々のために作られたという説もあるようです


f:id:sittakaworld:20200322153007j:image

摩尼殿の入口

摩尼殿は御祈祷所であり、訪問した際も丁度お勤めの最中でした

ロウソクが数本、風に揺らいでいました


f:id:sittakaworld:20200322153003j:image

阿弥陀堂(左)と水掛地蔵(右端)

水掛地蔵は手前にひしゃくと水があり、地蔵に水を掛けていくスタイルのようです

ちょっと珍しいスタイルなので驚きました

おばぁさんが熱心に水を掛けていたので、写真を撮るのが憚られました


f:id:sittakaworld:20200322153011j:image

水掛地蔵のあたりからさらに石段を上ると大師堂です

このあたりが境内の一番奥になります

また大師堂の土台は遍照窟という洞窟のようなものがあり、四国八十八カ所の本尊が安置されています


f:id:sittakaworld:20200322153015j:image

大師堂からの海側をみた風景

ここまで来ると、けっこう海まで距離があるように感じます


f:id:sittakaworld:20200322153029j:image

宮島七福神が祀られている万福堂です

鯉が泳ぐ池に囲まれたこの御堂は個人的に趣深いように感じました

 

  

風変わりな地蔵

 境内の中には普段あまり見ることのない様々な地蔵がありました

 

f:id:sittakaworld:20200322153253j:image

地蔵、というより羅漢像です

五百羅漢庭園という場所で、悟りを開いた五百の羅漢像が安置されています

苔むす岩と羅漢像、羅漢に被せられたカラフルな帽子が絶妙な風景になっていました


f:id:sittakaworld:20200322153237j:image

厄払いの功徳のある十二干支地蔵です

手がドラゴンになっている地蔵や、最早地蔵の原型を留めておらず全身干支になっているものも…


f:id:sittakaworld:20200322153257j:image

悟りを得るための心を表した六簸羅蜜地蔵です

表情が何とも地蔵らしからぬという印象

大師堂の階段を降りたあたり、遍照窟の入口付近にあります

 

f:id:sittakaworld:20200322170558j:image

遍照窟の中はこのような感じ

照明のせいか、この寺の中で一番重く厳かな雰囲気が感じられます


f:id:sittakaworld:20200322153244j:image

気持良さそうに寝とるやないか…

自由すぎる笑


f:id:sittakaworld:20200322153248j:image

見ざる、言わざる、聞かざる的な?

聞かざるの地蔵はサッカーのゴールパフォーマンスにも見えなくも…見えないか

 

 

御朱印を頂いて下山

意外に時間をかけて参拝したので、危うく御朱印帳を預けたまま下山するところでした

納経所で番号札を渡し、すぐに受け取ることができました

f:id:sittakaworld:20200322170748j:image

寺の御朱印は特に自体が独特で格好良いものが多いと感じます

普段の写経の賜物でしょうか

 

 

という具合で、さらっと見て帰るつもりが、じっくり参拝してしまいました

なかなか見どころの多い寺だと思いますので、宮島に行った際は大聖院も是非行ってみてください

次回はここから弥山頂上も行ってみたいです

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

宮島③に続きます